岩手県一戸町にある大東バイオエナジー株式会社様では、バイオマス発電所を自社で運営しており、燃料として1日約250tの木質チップを供給しています。その燃料用チップを屋外保管する際、降雨にさらされることによる品質の低下が課題となっていました。そこで導入されたのがToptex®シートです。Toptex®シートは、木質チップを雨から守り、内部の湿気を逃がすことで屋外保管・乾燥効果が期待できます。
導入の背景
課題
大東バイオエナジー株式会社様では、木質チップの保管用建屋があり、通常はその中に保管しています。しかし、発電設備との需給バランス調整において計画的に屋外での保管を計画することがありました。その際の課題として、以下の点が挙げられました。
- 水分管理の徹底: 発電用ボイラの仕様(最適水分50%前後)に対し、チップの水分が過剰になっている場合もあり、屋外での保管中においても適正水分までの乾燥が必要。
- 保管スペースの不足: 需給バランスにより、一時的に屋外保管の容量を超える場合は、外部保管を計画せざるを得ず、その際の雨濡れ、飛散防止対策が必要。
- 冬場の気象条件: 外気温が-12℃、積雪が30cmに達する寒冷地での運用であり、耐久性と機能性の両立が必要。
- 発酵熱の処理: チップ山内部で発生する発酵熱を過剰に蓄積させないよう逃がしつつ、外部からの水分の遮断が必要。
導入成果
燃料用木質チップの保管において、上記の課題を解決するために透湿防水シート「Toptex(トップテックス)」を導入しました。
- 乾燥効果の確認: 1ヶ月間の被覆期間において、チップ水分の低下を確認できました。
- 透湿防水性の実証:TopTexの透湿防水性により、雨水を防ぎつつ内部の発酵熱による湿気を逃がし、品質の維持・向上が確認されました。
- 季節による運用の最適化: 外気が極度に乾燥している時期においては気候を利用し乾燥させることもあるため、季節や外気条件(雨・雪など)に応じた、より最適な被覆タイミングの検討が必要となります。
- 飛散防止の効果:シートを被せることで、チップの飛散防止につながりました。


実施内容と運用方法
- 被覆量: 8~12m×8m×高さ4m(約85~130㎥)
- 効率的な敷設:新規ロール導入時は、三つ折りの状態でバックホウを用いて山の頂上まで持ち上げ、そこから転がして裁断・展開する方法 で敷設を行いました。再利用時も同様にバックホウを活用し、作業の省力化を図っています。

お客様プロフィール
| 社名 | 大東バイオエナジー株式会社 |
| WEBサイト | https://daito-bio.com/ |
| 事業内容 | 木質バイオマス発電用燃料の製造・加工・安定供給管理 |
導入事例から学ぶToptexのメリット
TopTexの用途は木質チップの乾燥だけではありません。薪や丸太、PKSの屋外保管にもご利用いただけます。通気性の良い降雨対策シートとして、木質バイオマスの品質維持に貢献します。
⇒ PKSの屋外保管にTopTexをご利用いただいている事例はこちら
Toptexの特長
- 優れた防水性と通気性を兼ね備え、雨から守りながら湿気を逃がします。
- 軽量で取り扱いやすく、作業効率がアップします。
- 耐久性に優れ、長期間使用可能です。
- 紫外線に強く、劣化しにくい素材です。
よくある質問(FAQ)
資料ダウンロード・お問い合わせ
- TOPTEX®の導入をご検討の方、製品について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
- Toptexの製品カタログや技術資料をダウンロードいただけます。
- 関連情報へのリンクを掲載しています。
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