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当社で扱う乾燥技術の概要紹介

2026年3月11日

ここまでのコラムでは、国内の木質バイオマスを取り巻く状況や、その中の大きな課題である木質に含まれる水(水分)について触れ、その解決策としての乾燥についての説明をしてきました。

そこで以降は、当社が扱う乾燥技術の紹介をしていきたいと思います。

まず大前提として、乾燥工程には「熱」が必要となります。

そこで当社では、地域単位での木質バイオマスの利活用を想定し、比較的小規模からの木質燃料製造にも貢献することのできる技術として、環境負荷の低い3つの熱源(発酵熱・太陽熱・未利用熱)を利用する乾燥技術を提案しています。

詳細は次回以降のコラムにて説明をしていきますが、以下に3つの木質バイオマスの乾燥技術を紹介します。

TopTex®(発酵熱)

TopTex®は、木質チップや丸太を屋外で効率よく乾燥・保管するために開発された高機能シートです。雨水の浸入を防ぎながら、内部で発生する発酵熱などの湿気を外に逃がす優れた通気性を備えています。シート一枚で乾燥と保管の両立を可能にし、木質バイオマスの燃料としての価値を向上させる画期的な資材です。

ソーラードライシステム®(太陽熱)

ソーラードライシステム®は、太陽のエネルギーを最大限に活用して木質チップを効率的に乾燥させるシステムです。バイオマス燃料の大きな課題である水分を、化石燃料に頼ることなく、環境に優しい方法で低減させることができます。自然エネルギーを利用するため、持続可能な形で燃料の品質向上を実現します。

HFU+Kantainerシステム(未利用熱)

HFU+Kantainerシステムは、工場や発電所、焼却施設などで発生する未利用の温水排熱を熱源として有効活用する乾燥ソリューションです。本来は廃棄される熱を用いて、木質チップの乾燥に最適な温風を供給します。環境負荷の低減と地域循環型社会の構築に寄与し、効率的かつ安定したバイオマス燃料の供給をサポートする先進的な技術です。

図 乾燥システムラインナップ

弊社では、木質バイオマスの多様な乾燥システムを展開しております。現場の状況や乾燥させる材の種類などに合わせて最適な乾燥システムを提案させていただきます。現在の木質燃料に課題をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

木質バイオマスのことなら、
日比谷アメニスへご相談ください。