バイオマス熱利用
概要
剪定枝などの植物発生材は、チップ化し、乾燥させることで、バイオマスボイラで使用可能な固形燃料になります。バイオマス燃料をボイラで用いることは化石燃料と比較してCO₂排出量の削減につながり、カーボンニュートラルの実現に貢献します。また、発電利用と比較して熱利用は燃料が保有するエネルギーを効率よく活用することができます。バイオマス熱利用により、地球環境に優しいエネルギー源として持続可能な未来に貢献します。
バイオマス熱利用のメリット
メリット1
植物発生材の有効活用
施設内の樹木を管理した際に発生する剪定枝や風倒木などの樹木は一般廃棄物になります。しかし、これらを施設内や近隣の地域内で利用することにより、廃棄物の削減に寄与することができます。
メリット2
カーボンニュートラルへの貢献
バイオマス燃料の燃焼により発生するCO₂は樹木が生長過程で吸収した分として相殺して考えることができるため、化石燃料の代償とすることで、カーボンニュートラルに貢献します。
メリット3
高効率のエネルギー利用
樹木を燃焼して熱として利用すると保有するエネルギーを効率よく使用することができます。そのエネルギー効率は最大90%と非常に高く、地産地消のエネルギーとして活躍します。
バイオマス燃料と乾燥
バイオマス燃料を乾燥させることによって得られる発熱量が増加し、ボイラ利用において様々なメリットがあります。乾燥には熱が必要となり、日比谷アメニスでは環境負荷の低い熱源を利用する乾燥技術を3種展開しています。
発酵熱
太陽熱
未利用熱
バイオマスボイラ
熱利用フロー図(事例)
既存プロセスにおけるフロー
剪定枝
中間処理
焼却・堆肥化・
マルチング
最終処理
埋立・施用
都市ガス・
重油・灯油
化石燃料ボイラ
での燃焼
温熱
施設の暖房・
給湯
バイオマスボイラ熱利用フロー
剪定枝
前処理
破砕・乾燥
木質チップ
木質チップボイラ
での燃焼
温熱
施設の暖房・
給湯
バイオマス熱利用のパターン
自社で設備を保有
バイオマスボイラの設備一式を自社で活用することで、エネルギーコストの削減や環境負荷の低減をするとともに、持続可能なエネルギー利用を促進し、企業のSDGs達成やESG評価向上にも貢献します。
熱のみを購入
基本的には設備を保有する形が一般的ですが、初期投資を大きくかけられない場合に対し、木質バイオマスエネルギー導入を実現するためのモデルが出てきています。お客様の燃料費削減を目指し、導入診断や設備導入などの役割を担い、リスクを軽減しながら持続可能なエネルギー供給を実現できます。