✿ 花壇クイズの答えは、記事の最後に掲載しています。
日比谷アメニスは、2026年4月25日・26日に開催される東京都主催のイベント「Roof Park Fes & Walk 2026(Tokyo Green Biz 関連事業)」に出展いたします。
会場の【ZONE05 SQUARE】では、
・クラフト体験
・パネル展示「バイオ炭について」
・プランター展示「バイオ炭を土壌に混ぜたプランター」
を行います。


本コラムでは、なぜ今バイオ炭が注目されているのか。バイオ炭に期待される効果と、都市緑地における新たな可能性についてご紹介します。
バイオ炭とは何か?
バイオ炭とは、生物資源を材料とした、生物の活性化および環境の改善に効果のある炭化物のことを指します。古くから農業分野では土壌改良材として活用されてきましたが、近年では家庭園芸や都市緑地、さらには気候変動対策の有効な手段として注目されています。(バイオ炭とは | 日本バイオ炭普及会)

▲ バイオ炭
なぜ今、バイオ炭が注目されているのか
バイオ炭が注目されている背景には、「原材料」「土壌改良」「CO2貯留」の3つの効果があります。
- 捨てていた「ゴミ」を、価値ある「資源」へ
バイオ炭の原材料には、もみ殻や野菜のくず、公園や街路樹の剪定枝といった、現状多くが廃棄されている、あるいは有効活用されていないものを利用できます。
これまで使われていなかったものを炭化して有効活用し、環境価値を生み出す、無理のない資源循環の仕組みこそが、バイオ炭の大きな魅力のひとつです。 - フカフカの土で、植物が元気に!
バイオ炭には、目に見えない小さな穴がスポンジのように無数に開いています(これを 多孔質 と呼びます)。多孔質であることで、土壌の保水性や透水性、通気性、保肥性が向上します。さらに、微生物の快適なすみかにもなり、土壌環境が改善されることで植物の生長を促進します。(地球温暖化防止への貢献 | 日本バイオ炭普及会) - 二酸化炭素をギュッと閉じ込める(CO2貯留)
植物は生長過程で大気中のCO₂を「吸収」し、炭素として蓄えます。これらの植物をバイオ炭に加工すると、炭素が安定した形で「固定」されます。そして、バイオ炭を土壌に施用することで、この炭素を長期間にわたって地中に「貯留」できます。
大気中に出るはずだったCO2を地中に貯留し、温暖化を防ぐ助けになります。

▲ バイオ炭による炭素吸収・固定・貯留の仕組み
日比谷アメニスがバイオ炭で取り組む「循環」のカタチ
私たち日比谷アメニスは、緑化事業の知見を活かし、剪定枝や伐採木などの未利用材をバイオ炭に変え、脱炭素社会と資源循環に貢献します。
プランターに秘められた「CO2削減」の力
「Roof Park Fes & walk 2026」会場に展示している4つのプランターには、土壌に20%の割合でバイオ炭を混ぜ込んでいます。
突然ですが、ここでクイズです!
【問題】会場にある4つのプランターが閉じ込めているCO2は、車で「東京を出発してどこまでの距離」に相当するでしょうか?
A:横浜
B:名古屋
C:京都

・プランターには20%の割合でバイオ炭を混合(約98L)
・ガソリン車は、1km走るごとにおよそ110gのCO2を排出すると仮定
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【クイズの答え】
正解は… 「C:京都」 です!
なんと、東京から京都までの距離(約350~400km)に相当します。
身近なプランターでも、バイオ炭の力を使えば、車の長距離移動分のCO2も閉じ込めることができます。公園や学校など身の回りのプランターにバイオ炭を混ぜることができたときには、街全体がCO2の貯蔵庫に変わるかもしれませんね。

