東京理科大学 野田キャンパス
学生の研究と憩いの場を兼ね備えたグリーンインフラ
利根運河沿いに位置する東京理科大学野田キャンパス内の緑地に、雨水の浸透・貯留機能を持つグリーンインフラの研究・普及を目的としてレインガーデンを設計・整備しました。
本レインガーデンは大学の実験施設であり、学生が雨水浸透量の研究データ収集を行うための実験フィールドとして整備計画が進められました。
将来的には研究活動の場としてだけでなく、レインガーデン周辺に園路やベンチを設置し、学生が自然を感じながら滞在できる空間として活用される計画となっています。日常生活の中でグリーンインフラを身近に感じられる環境を創出することで、グリーンインフラの普及啓発にもつながる取り組みとなっています。
施設所有者:学校法人東京理科大学
設計・整備:日比谷アメニス
導入背景
研究・教育・景観形成を兼ね備えたグリーンインフラ
本計画で整備するレインガーデンの位置づけとして、以下の3つが掲げられていました。
①河川近接地における雨水浸透機能の研究を進める学生の実験フィールド
②大学としてグリーンインフラへの取り組みを発信する場
③学生が自らキャンパス内の屋外休憩スペースをデザインし、快適に過ごせる空間づくりを行う取り組みの一環
また単なる研究施設としてだけではなく、グリーンインフラによる環境配慮や景観形成、生物多様性への貢献など、多面的な効果も期待されていました。
提案ポイント
学生の研究と日常利用を両立するグリーンインフラ
本施設では、雨水浸透や貯留機能を研究するための実験フィールドとしての役割に加え、学生が日常的に利用できるコミュニティスペースとしての整備も求められました。
レインガーデンは、実験データの取得や計測がしやすいよう、2m×2m×深さ1m程度のシンプルな形状となっています。
また植栽は、ツワブキ、ムラサキシキブ、クリスマスローズなどを用いた四季を感じられる植栽とし、レインガーデン周辺の景観向上を図るとともに、学生や教職員が日常的にグリーンインフラに触れる機会を創出しています。
プロジェクト詳細
所在地:千葉県野田市
竣工:2026年